高い光束を用いる用途では、2つの異なるアプローチが利用できます。: アプローチ① - COB の場合 - 複数のスモールサイズの COB を密集して整列配置することにより、広範囲のエリアを照らします。複数の COB を配置した表面積のサイズは、要求される全光束とその密度により決定されます。直径 30 mm の光放射面 COB の場合、数 100W となります。COB の放射面の直径が、照明面積と光学特性を左右します。アウアーライティングは、高効率で超長距離配光を可能にする直径 350mm のノングレア光学製品の設計を手掛けています。これは、スポーツアリーナ等の大型施設で使用される大型で高い光学制御技術が要求される LED に対応したものです。
アプローチ② - 多くの異なる特性の LED を用いた独自の光学部品。光学部品のサイズは、2 ~ 3 mm のサイズのシングル LED のサイズで決められます。最終的な用途は、LED の数とその光学特性を踏まえて、各々の LED の配置を調整する必要があります。シングル LED をレンズアレイにすることにより、 この作業をより容易にすることが可能です。(上図参照)
レンズアレイは、1000W 超の優れた配光特性の照明器具向けに頻繁に採用にされています。レンズアレイを採用することにより、スポーツアリーナや競技場用投光照明、道路照明、家電製品 (~10 mm) の光学部品を最小化することに貢献します。また、用途に応じて、壁(クリーニング効果も含む照明) 、フロアーへ均一なスクエア配光、そして全く非対称の照明アレンジが可能です。